我国、国会議員の定数は衆議院が480名、参議院が242名で構成されているが、単純比較すると米国は上院議員が100名、下院議員が435名で、米国は人口が2倍、国土面積は25倍である。

 我国の国会議員の仕事
   1.法律を国会に提出し、立法に主体的にかかわる。
   2.会議での質疑や文書による質問、国勢調査などを通じて、国政を監視し、コントロールする。
   3.法律の制定、予算の議決、条約の承認、内閣総理大臣の指名など、国政の重要事項に関する国会の意思決定に参加する。
   4.選挙や国民からの請託、陳情などを通じて国民の意思をくみ取り、国政に反映させる。
   5.外国の政治経済情勢を調査し、国政に反映させる。

                                                      出典資料 参議院見学ガイド
                                                             国会案内衆議院事務局

 国民と国会議員の距離は遊離され、、特定の団体や一部の人しか接点がないのが現状である。選挙の時だけひつこい程選挙カーでの「お願いしま〜す」の連呼で選挙後、勝っても負けても選挙カーで挨拶に来るのは稀だ。我国、国会議員は毎回選挙対策に最大の腐心を強いられる。参議院はまだしも衆議院はいつ解散するかわからないので、戦々恐々としている。
 
 狭い国土に余りにも多いい国会議員がいる為、現職議員は片時も忘れず選挙を意識しながら、日々の政治活動をしている。本来、国会議員は国民に奉仕する事がとても重要な仕事である。がこの事を理解している国会議員は果たしてどれくらいいるのだろうか。

 一国民が選挙区の国会議員に日常生活において相談をすると、事務員か秘書が対応して終わりである。殆どが結果を得る事は不可能でひどいのは、メールでも電話でも一方通行である。

 米国、カリフォルニア州のポールバンナイという州議員は日系二世だが選挙に滅法強い。彼の事務所はドアーオープンで誰でも気軽によろず相談を受けYes,Nowをはっきり言うので先客万来だ。日本流の事務員、秘書任せは絶対しない。だから彼は選挙民から絶大な支持を受けていた。世話になった人は選挙の時、彼の名前のステッカーを自分の車のバンバーに貼るだけである。
 
 選挙には多額な資金を投入する手法と、ハートを売る手法とがある。ポールバンナイは後者の手法で成功した。我国でもポールバンナイのような手法をとれば国会議員も楽な選挙が出来る筈である。普段面倒も見ないで選挙の時だけ、蛾鳴り立てても選挙民は移り気であり、毎回40%程の棄権は立候補者へNOの意思表示である。

 現在、政党交付金は自民党155億3300万円、民主党118億2000万円、公明党29億8700万円、社民党11億1100万円、自由連合1億8500万円、無所属の会9300万円の合計317億円支給されている。単純計算で一人の議員に4133万円になる。議員は歳費をしっかり受け取りそれでも金が足りないと資金集めをしているのが実態だ。因みに日本共産党は助成金を受け取ってない。政治家は人の為、世の為に尽くさなければならないのに、自分の為しか考えていないのではないだろうか。果たして何人の政治家が国民に心から奉仕しているのかさっぱりわからない。
 
 いつまで経っても旧態依然の政治活動では、選挙民に葉書きi枚送るにも莫大な費用がかかる。何故インターネットをもっと活用しないのか国会議員は考えが甘い、今はインターネットの時代である。国を挙げて普及に邁進しなくてはならない。国民に浸透すれば経費も今の半分で済むから金集めに奔走する事もないし、国から支給されるお金で十分である。


 平成17年2月時点で、全国会議員中たった28人しか議員年金廃止に賛成している議員がいないのは一体どういう事か、結局国民の為でなく自分達の保身の為ではないだろうか。年金がない人や月額1〜3万程度しか貰えない国民が1.000万人以上いて毎日を必死に生きている国民にどう説明するのだろう。

 「政治家は落選したら唯の人」 肝に銘じて政治活動をして頂きたいものである。