水島精油所トンネル工事現場での落盤事故の元請けは鹿島建設である。実際の工事現場での作業は下請けと孫請けである。
このトンネル工事は最新式のシールド工法であるにもかかわらず、鹿島建設の技術者や現場監督は立ち会わず、下請けと孫請け会社が作業をしていた。
鹿島建設は工事所長が安全な場所にいて、事故の知らせで急いで現場に駆け付けた。要するに仕事だけ取って丸投げしているのである。
福島原発事故の除染利権は総額40兆円と言う途方もない巨額な金が蠢く。この仕事を請け負うのはスーパーゼネコンである鹿島建設、大林組、大成建設等である。
所謂、原発建設に携わった見返りに3社が独占している。ここでも3社が仕事を取り、下請け、孫請けに仕事をさせるのである。
今、福島地方は思わぬ震災特需に沸いているが、潤うのはスーパーゼネコンで仕事を取るだけで作業は丸投げする。これは酷いピンハネ業に他ならない。
スーパーゼネコンが仕事を独占するのは、公共工事の建前からも許せるものではない。特に除染作業は地元企業にも門戸を開放すべきで、難しい作業ではない。
いずれにしても現場作業はゼネコンがするわけではない、日給やパートなどで雇われた者が現場で作業するのである。